格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)のオーディションで、日中対抗戦メンバーによる大乱闘が起こった。朝倉「中国のグループがめっちゃ強い」同団体のCEOを務める格闘家・朝倉未来(33)が、2025年12月3日にユーチューブを更新し、「BreakingDown18」(12月14日)のオーディションの模様を公開した。動画の中で、朝倉は中国で活躍する格闘技選手から売り込みがあったことを明かし、「BreakingDown18」で日中対抗戦を行うことを発表。「今回、中国のグループがめっちゃ強くて、ブレイキングダウンも最高戦力で行きたい」と意気込みを語った。「BreakingDown18」で行われるのは、5対5の対抗戦だ。中国代表の5選手は、事前に過去のブレイキングダウンのオーディションや試合の映像を確認した。映像を見た選手らは挑発的な口調で、「ブレイキングダウンは中国でも人気。日本の汚点だろ」「俺たちは中国だけじゃない。世界でもトップクラス」「マナーも知らないただのチンピラには酷な話」「底辺のなれ合い」「シェンロンは昆虫」「朝倉未来は、どうせ雑魚でしょ」などと、言いたい放題だった。中国選手「ブレイキングダウンなんてしょうもないイベント」そして、中国の4選手がオーディション会場に姿を現すと、「昆虫」呼ばわりされた大阪喧嘩自慢のシェンロンが、いきなり中国選手らに襲い掛かった。ひな壇の選手らも、ブレイキングダウンを侮辱されたとし、次々と中国選手に向かっていき、会場は大乱闘に発展。流血者が出る中、騒ぎは終息を迎え、再びオーディションが始まった。オーディション再開にあたり、司会を務める溝口勇児COO(41)は、「中国からはるばるお越しいただきましてありがとうございます。乱闘になってしまったこともお詫び申し上げます」と頭を下げ、怒気を含んだ声でこう続けた。「ただひとつ言いたいのは、お前らさ、こっちの団体のCEOに対して雑魚とかほざいたら、こういう手荒い歓迎になる。こうなってしまったことは、お前らにも原因がある」このようなやりとりの中、中国選手の挑発はなおも止まらず、「ブレイキングダウンなんてしょうもないイベント。とりあえずこのうるさい日本人を黙らせたい」「民度の低いやつらをはやく蹴散らしたい」などと言い放った。数人の日本選手と中国選手が、その場での決着を要望するも、対戦は12月14日に行われる「BreakingDown18」に持ち越された。
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