「管理職」という新しい目標 転職で見えた、自分の可能性
晴れて内定を得たAさんの新しい職場は、総務部門。前職と同じバックオフィス業務ではありますが、その役割は大きく異なります。
以前は総合職のサポート業務に限定されていましたが、新しい職場では、自らが主体となって総務としてのキャリアを積み上げていくことが求められます。さらに、今回の転職によって「マネジメント」にも挑戦できる機会が得られました。
「当初は全くキャリアの選択肢に入っていなかった『管理職を目指したい』という新しい目標もできました」
これは、転職活動を通して自身の可能性が広がった素晴らしい事例です。1つの組織に長くいると、どうしても「自分はこういう役割だ」「これ以上のことはできない」と、無意識に自分の限界を設定してしまいがちです。しかし、環境を変え、求められる役割が変われば、眠っていた能力が開花することは往々にしてあります。
一般職から、専門性を持った総務職、そしてマネジメントへ。「理想の40代を迎えるための準備ができた」と語るAさんの言葉には、かつての「もやもや」は微塵もありません。