【ドジャース】キム・ヘソン、来季は「二刀流」に活路?トレード説浮上も「大差試合で登板させる明確な要員」米メディア報道

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    米ドジャース専門メディア「ドジャース・ウェイ」(ウェブ版)は2025年12月4日、韓国出身キム・ヘソン内野手(26)の特集記事を組み、来季は「二刀流」に活路を見出す可能性に言及した。

  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
    キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)
  • キム・ヘソン選手(ドジャースインスタグラムより)

今季71試合に出場して打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁

    キムは24年オフ、韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用してドジャースに入団した。米国1年目の今シーズンはマイナーで開幕を迎え、5月に大リーグに昇格した。

    71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録した。守備では、ユーティリティプレイヤーとして、セカンド、ショート、センターのポジションをこなし、チームに貢献した。

    ポストシーズンでは、ワールドシリーズ(WS)までの全シリーズでロースター(出場選手登録枠)入りを果たした。地区シリーズ第4戦で代走、WS第7戦では延長11回にセカンドの守備に入った。いずれも途中出場で、1度も打席に立つことはなかった。

    今シーズンは守備固め、代走要員での起用が続き、今オフにはトレードの可能性が浮上している。ドジャースでは、出場機会が恵まれず、去就が注目される中、「ドジャース・ウェイ」は、キムの来季のロースター(出場選手登録枠)入りの可能性に言及した。

    同メディアが注目したのは、11月30日に韓国・高尺スカイドームで行われたKBOイベント「ザ・ジェネレーションマッチ」だ。エキシビションマッチは、1900年代生まれ対2000年代生まれの選手によって行われた。

「キムは決して速球派ではないが、カーブは強烈な落ちを見せた」

    特別枠で出場したキムは、投手として3回を無失点で抑え、MVPに輝いた。

    「ドジャース・ウェイ」は「KBOエキシビションマッチが示した ドジャースの次なる二刀流選手は既にロースターに名を連ねている可能性がある」とのタイトルで、キムの来季を予想した。

    大リーグでは、大差がついた試合で投手陣の消耗を防ぐため、野手が登板するケースがある。ドジャースでは、キケ・ヘルナンデス内野手(34)や、ミゲル・ロハス内野手(36)がマウンドに上がっており、今シーズン、キケは5試合、ロハスは4試合に登板した。

    記事では「キム・ヘソンは、決して速球派ではなかったが、強烈な落ちを見せる絶妙なカーブを武器に初奪三振を記録した。おそらく、山本由伸やクレイトン・カーショウからヒントを得たのだろう。ドジャースは、キケ・ヘルナンデスと再契約しない場合、大差がついた試合で登板させる明確な要員が確保できる」と指摘した。

    キムは26年シーズンもドジャースのユニホームを着るのか。今オフの動向に注目が集まる。

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