ソリッドステートボタンで耐久性が大幅向上?
2016年発売のiPhone 7のホームボタンは、ソリッドステート式だった。それまでの「押せば動くボタン」は廃止され、代わりに振動で疑似的な触感を与える仕組みになったのだ。ホームボタン自体は動かない構造である。
このソリッドステートボタンの搭載が製品全体にどのような影響を与えるのか。1つには、ボタンの摩耗の可能性がなくなる。ボタン自体が物理的に故障することはなくなるため、結果として製品の耐久性が大きく向上する。
もう1つは、ボタンと筐体の間のわずかな隙間もなくすことができ、従来よりもさらに高い防塵防水性能を獲得する。実際に、iPhone7はシリーズで初めて防塵防水性能を備えた製品だった。
つまり、iPhone 20は「シリーズ最強の耐久性を持ったiPhone」になる可能性があるのだ。なお、Instant Digital氏の投稿によれば、AppleはiPhone 20のソリッドステートボタン搭載について機能検証を完了しているということなのだが、実際にどうなるのかが注目される。