ミス・フィンランド「つり目」写真が波紋→本人釈明も批判やまず 協会謝罪「徹底的に検証」へ

   2025年の「ミス・フィンランド」に選ばれ、ミス・ユニバース世界大会に出場したサラ・ザフチェ氏をめぐり、人種差別的なジェスチャーをしているように見えるという写真がSNS上で波紋を広げている。

   騒動を受けて、ミス・フィンランド協会は25年12月10日にインスタグラムで「いかなる形においても人種差別や差別的行為を一切容認しない」と表明。経緯を「徹底的に検証」し、対応を進めるとした。

  • SNS上で拡散された写真。サラ・ザフチェ氏の仕草が問題視された
    SNS上で拡散された写真。サラ・ザフチェ氏の仕草が問題視された
  • サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
    サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
  • サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
    サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
  • 「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より
    「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より
  • 「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より
    「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より
  • SNS上で拡散された写真。サラ・ザフチェ氏の仕草が問題視された
  • サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
  • サラ・ザフチェ氏のインスタグラム(@sarahdzafce)より
  • 「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より
  • 「ミス・フィンランド」公式インスタグラム(@missfinlandofficial)より

「決して私の意図したものではありませんでした」

   SNS上では、サラ氏が目を細めるように指で引っ張りながら笑う姿とともに、字幕で「中華料理」と書かれた写真が拡散された。アジア人を揶揄する「つり目」のジェスチャーではないかとして批判を集めた。

   フィンランドの大衆紙「Ilta-Sanomat」は12月1日のウェブ記事で、サラ氏に取材したといい、経緯としてはレストランで頭痛と目の痛みを感じ、こめかみ周辺を揉んだところ、その姿を友人が面白がって撮影・投稿したものと報じた。サラ氏は自身も多くの差別を経験しており、人種差別を容認しないとの主張だった。

   8日になって、サラ氏は明言を避けながらも下記のようにインスタグラムで謝罪した。

「私の行動が多くの方に不快感を与えたことを深く理解しており、心からお詫び申し上げます。特にこの状況で個人的な影響を受けた方々には、おわび申し上げます。それは決して私の意図したものではありませんでした」

   ミス・フィンランドの称号は「責任」が伴うとして、「私はこのことを教訓とし、成長することをお約束します」などと反省していた。

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