「捨てるのは嫌!」デカ盛りラーメンの撮影なしに店が悲鳴 共感呼び客が続々来店→材料8キロ使い切る

「お客様のおかげでロスがなく全て使い切る事ができました!」

   こうした呼びかけは、大きな反響を集め、呼びかけた翌日の12月15日には、店の苦境を知った客らが続々訪れて、材料を使い切ることができたという。

「オープン前から並んでくださったお客様、たくさんお越しくださったお客様のおかげでロスがなく全て使い切る事ができました!」

   店は、X上でこう報告し、続いて、麺もすべてなくなったため、一時閉店すると告げた。しかし、すぐに店を再開し、来店協力のおかげでフードロスを回避できたとして、「貴重な一食を銀波露手稲店で食事してくださったお客様本当にありがとうございました。たくさんの温かい言葉、優しさに包まれた一日となりました」と感謝の思いを伝えた。

   「銀波露」札幌手稲店の店長は16日、J-CASTニュースの取材に対し、こう答えた。

「テレビ局からは、まだ連絡がなく、何も聞いていません。麺が売り切れるほどお店が混んでいましたので、問い合わせなどの対応もできていない状況です。なぜ連絡がなかったのか理由は分かりませんが、相手の方も人ですので、責めるつもりはありません。材料の生肉を早くなくしたかったので、今回来店を呼びかけました」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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