橋幸夫さんは酸素マスクをつけながら口を動かして歌っていた 妻に発した最後の言葉

   今年亡くなった著名人の活躍や言葉を偲ぶ時期になった。2025年12月16日放送の特別番組「星になったスターたち」(フジテレビ系)は長嶋茂雄さんや釜本邦茂さんといった野球界、サッカー界のスーパースターや司会者のみのもんたさん、歌手のいしだあゆみさんらの芸能界関係者の軌跡を追った。

  • 橋幸夫事務所のX(@y_hashi_atm)より
    橋幸夫事務所のX(@y_hashi_atm)より
  • 香取慎吾さんのインスタグラム(@katorishingo_official)より
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5月に「アルツハイマー型認知症」を公表していた

   9月に82歳で亡くなった歌手の橋幸夫さんの晩年も壮絶を極めた。1962年に吉永小百合さんとのデュエット曲「いつでも夢を」が大ヒット、その後も「霧氷」などのヒット曲をとばし第一線を走り続けてきた。2018年に47年連れ添った夫人と離婚し、今の妻の真由美さんと再婚。その頃、MCの上沼恵美子さんは関西の番組の司会者として橋さんと対談していた。

   今年5月に橋さんが中等度の「アルツハイマー型認知症」にかかっていることを公表。介護を続けてきた真由美さんが番組に出演。最後に橋さんが発した言葉が「まみ、ごめん」だったことを明かした。

   また、橋さんの枕元で橋さんの持ち歌「人生はまだ語れない」を流していると、酸素マスクをつけながら口を動かしたという。「歌えないんだけど一所懸命口をパクパクさせて亡くなるまで歌って亡くなっていった。歌ってすごいなと感じた」と涙をふきながら語った。

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