2014年の「号泣会見」で話題となった元兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏が「占い師」に転身していることが判明し、インターネット上で注目を集めている。
「賞罰:詐欺罪等懲役3年執行猶予4年終了」
野々村氏は11年4月の兵庫県議会議員選挙で当選したが、14年6月に前年度の政務活動費に不審な点があるとの疑惑が浮上。記者会見を開き釈明を行ったが、記者からの質問に「記憶にない」との返答を繰り返した上で、突然感極まった様子を見せて号泣した。
机を叩きながら「誰がねえ、誰に投票しても、おんなじや、おんなじや思って......!」などと泣きわめく姿がひんしゅくを買ったほか、のちにお笑い芸人等に物真似されるなど話題を集めた。
一連の騒動後、15年1月には詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われ、16年7月に懲役3年、執行猶予4年の判決を受けている。
野々村氏はその後、政界を引退していたが、「野々村竜太郎占いゲーム」の名前でXを運用している。プロフィール欄には、「#ココナラ 出品者 #TikTok #ゲーム 配信者」の表示や、TikTokアカウントへのリンクも登録。インフルエンサー活動も行っているようだ。
「職歴」として「元川西市役所職員」「元兵庫県議会議員」を挙げ、「賞罰」として「詐欺罪等懲役3年執行猶予4年終了」の記載もある。