元俳優の前山剛久さんが2025年12月20日にインスタグラムを更新し、ホストに転向したことを正式に発表した。「この決断は、簡単なものではありませんでした」2021年12月18日に急逝した女優の神田沙也加さんと生前交際していたことが報じられていた前山さん。当時所属していた事務所から退所後、24年9月には俳優復帰の意志を明らかにし、舞台出演が発表されていたが、出演予定の女優が2人が降板し、上演は見送りとなっていた。前山さんは月額1080円のファンクラブを開設するなどしていたが、25年12月11日に投稿したインスタグラムのストーリーズでは、メンズラウンジ勤務を報告した。前山さんは20日にあらためてインスタグラムを更新し、「いつも応援してくださっている皆様へ」と切り出し、「前山剛久改め『真叶(まなと)』という名前」で、六本木のメンズラウンジで働いていることをあらためて明かした。ホスト転向について前山さんは、「この決断は、簡単なものではありませんでした」とし、俳優活動をやめてから4年間、「韓国留学、舞台復帰への挑戦、ビジネス」などに挑戦してきたとのこと。しかし、「正直に言えば、どれも『成功』と呼べる形には至らないまま、時間だけが過ぎていきました」と振り返った。一方、「そんな中で、信頼している知人の方々に相談を重ねる中、このメンズラウンジという選択肢に辿り着きました」と明かした。「『今の自分にはここしかない』と強く思った」また、前山さんは自身が務めているメンズラウンジについて、「いわゆる一般的なホストクラブとは異なり、落ち着いた接客や人としての在り方が求められる場所です」と説明。「34歳という今の自分だからこそ、真正面から挑戦したい環境だと感じました」と意欲をつづった。さらに、「自分には、どうしても叶えたい目標があります」と明かし、「そして、その目標に向かうために、『今の自分にはここしかない』と強く思ったのも事実です」とのこと。そのうえで、「驚かせてしまった方、悲しい思いをさせてしまった方もいると思います」としつつも、「それでも、自分自身の人生から逃げずに選んだ決断です」と自身の決意をアピール。「あと少しだけでも構いません。もう一度、自分の夢を信じて、応援していただけたら幸いです」とした。
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