「防災上、停電のときでもスマホを充電できます」
X上では、大阪・関西万博でも見かけたとの声があったが、採用実績はなく、他社製品になるという。
「近年は『公共空間での滞在性を高めたい』といったニーズが高まっており、自治体や公園管理者を中心に関心を持っていただくケースが増えています。また、スマートフォンのバッテリー残量を気にせず外出できること自体が、これからのまちの安心につながると考えています」
今後については、日常的な休憩や待ち合わせの場のほか、災害時や停電時にも役立つインフラとしての活用を促進していきたいとしている。
今回のベンチは、京王線の地中化に伴い、調布市が鉄道敷地を京王電鉄から買い上げ、緑道整備の一環として24年度に設置した。緑道は、「ちょうふぽっぽみち」と名付けられており、京王線・調布~国領駅間に同じベンチが計10基ある。
市のまちづくり推進課は12月22日、取材に対し、設置理由をこう説明した。
「蓄電池式のベンチにしたいと考え、市内で初めて導入しました。防災上、停電のときでもスマホを充電できますし、ベンチ下のライトは、人が通るための誘導にもなります。もちろん、日常的にも気軽に充電して使えますよ」
導入当初は、「ちゃんと充電できない」という声もいくつか寄せられたという。
「天気が悪かったり、人が座っていたりすると、そうなるようです。スマホにカバーを着けていると充電できなかったという声もありました。今のところ、他に導入の予定はありませんが、需要に応じて検討したいと思っています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)