女優の広末涼子さんの所属事務所「R.H」が2025年12月22日、広末さんが4月7日に起こした交通事故などについての報告を行った。「被害者の方々に対して多大なご負担とご迷惑をおかけしましたことを真摯に反省」広末さんをめぐっては、4月7日に新東名高速道路上りのトンネル内で大型トレーラーに追突し、同乗していた男性が骨折する事故を起こした。広末さんは事故後に搬送された島田市内の病院で看護師の女性を蹴ったり、腕を引っかいたりしてけがを負わせたとして、暴行容疑で逮捕されていた。過去の報道によると、11月に静岡県警が自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で書類送検していた。12月22日の声明では、弁護士名義のコメントで、傷害事件については「不起訴により事件終了」、過失運転致傷事件については「略式起訴」となったと発表した。過失運転致傷事件は「通常であれば数日中に裁判所から罰金の納付を命ずる略式命令が出されます」といい、広末さんは裁判所からの略式命令が出たら「速やかにこれに従う予定」とした。「これにより全ての刑事事件について手続が終了しますが、広末涼子氏本人は、自らの行為を重く受け止め、各事件の被害者の方々に対して多大なご負担とご迷惑をおかけしましたことを真摯に反省し、また捜査関係者を含め関係者の皆様や日頃より応援してくださっている皆様にもご迷惑とご心配をおかけしたことについて謝罪しております」と伝えている。「拙速な判断を避け、一つひとつ丁寧に対応」R.Hは「所属会社としても改めて深くお詫び」と謝罪した上で、「そのような状況の中にありながらも、変わらず温かいお言葉やご理解をお寄せくださったファンの皆様、ならびに関係各所の皆様に対し、心より御礼申し上げます」と感謝をつづった。広末さんの現状については「今回の事態を重く受け止め、弁護人のコメントにもあります通り、自らの行為に真摯に向き合い、心身の状態についても、医師の指導を受けながら、日常生活を含め、慎重に繋えていくことを最優先としております」とした。今後については、広末さんの姿勢を尊重した上で、「拙速な判断を避け、一つひとつ丁寧に対応してまいる所存」としている。なお、複数報道によると、起訴状の内容から広末さんは事故を起こした当時、時速185キロメートルで走行し、車線を変更していた。取り調べに対して「ぼーっとしていた」と話していると伝えられている。
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