パドレス入団のソン・ソンムン、4年契約勝ち取るも「マイナー拒否権なし」 韓国メディアは「マイナーで長い時間」危惧

    韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)が2025年12月24日、大リーグのサンディエゴ・パドレスに入団したソン・ソンムン内野手(29)の特集記事を公開し、契約内容に危機感を示した。

  • ソン・ソンムン選手(球団インスタグラムより)
    ソン・ソンムン選手(球団インスタグラムより)
  • ソン選手にとっては、韓国出身大リーガーの先輩となるドジャースのキム・ヘソン選手(写真左)
    ソン選手にとっては、韓国出身大リーガーの先輩となるドジャースのキム・ヘソン選手(写真左)
  • ソン・ソンムン選手(球団インスタグラムより)
  • ソン選手にとっては、韓国出身大リーガーの先輩となるドジャースのキム・ヘソン選手(写真左)

「2月から始まるオープン戦がより重要に」

    ソンは今オフ、韓国プロ野球(KBO)リーグからポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに入団。米メディアによると、4年総額1500万ドル(約23億5500万円)の契約を結んだという。

    パドレスとの契約を終えたソンは、23日に米国から韓国に帰国した。仁川国際空港で取材対応し、契約にマイナー拒否権がないことを明かしたという。

    ソンが結んだ契約に関して、「スターニュース」は「パドレスのソン・ソンムン、大リーグ開幕ロースター入りの可能性もあるが、マイナーリーグ拒否権なし」などのタイトルで記事を公開した。

    記事では「ソン・ソンムンの当面の目標は、大リーグ開幕ロースター入りとなる見込みだ。契約規模などから見て、パドレスはソン・ソンムンにすぐに先発の座を与えることはなさそうだ。ロースター入りが保証されていない状況下で、状態が思わしくない場合には、マイナーリーグでかなり長い時間を過ごす可能性もある」と指摘し、こう続けた。

    「2月から始まるオープン戦がより重要になった。ソン・ソンムンがオープン戦で好印象を与えれば、ロースター登録時期がさらに早まる可能性があるが、当面の役割は、控え内野手となる見込みだ。ドジャースのキム・ヘソンと似た役割となる。キム・ヘソンも昨年大リーグの舞台を踏んだ後、当初は開幕ロースターに選ばれなかったが、5月初旬に大リーグのロースター入りを果たした」

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