【大リーグ】投手輩出できぬ韓国でも「日本より勝るところある」、韓国メディア見解...「投手は猛威振るうが内野手は残念」

「数で上回る日本だが、代わりに『ないもの』もある」

   「数で上回る日本だが、代わりに『ないもの』もある。中堅内野手だ。ショートとセカンドを指す。鈴木誠也と吉田正尚は外野手だ。村上宗隆はサードとファーストを守る。投手は猛威を振るうが、内野手は残念だ。中堅内野は『全滅』レベルだ。過去、日本最高の中堅内野手たちがアメリカへ渡ったが、『成功事例』と呼べる人物が見当たらない」

   そして、韓国出身でショート、セカンドのポジションを守った選手の名を挙げ、それぞれの成績を紹介した。

   「韓国は違う。まずカン・ジョンホの事例がある。不祥事で強制引退に追い込まれたが、パイレーツ時代には攻撃型ショートとして好成績を残した。KBOリーグの野手も成功できることを証明した。キム・ハソンがバトンを受け継いだ。基本ショートでセカンドもこなす。サードまで守れる。ゴールドグラブ賞受賞者である。韓国を超え、アジア出身内野手初の記録だ。つまり、日本にもいないということだ」

   記事では、今シーズンからドジャースでプレーするキム・ヘソンの守備力を評価。ユーティリティプレイヤーのキム・ヘソンは、ショート、セカンドの他に、外野の守備もこなし、チームに大きく貢献した。

   今オフ、KBOリーグ出身のソン・ソンムン内野手(29)が、ポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに入団した。ソンの本職はサードだが、パドレスのチーム事情によりセカンドで起用される見通しだという。

   「スポーツソウル」は、「ソン・ソンムンまで活躍すれば、KBOリーグ出身の内野手の価値はさらに上がる可能性がある」と期待を寄せた。

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