「本来生まれるはずだった価値や利益が失われているように感じます」
トイレ5の今後について、現在、大阪府立花の文化園と民間事業者の2者が移設の方針を示している一方、「全体の約半数は移設が叶わず、解体・廃棄される見込み」だという。
「実際には、公共・民間を問わず、多くの方々から移設希望のご相談をいただいています」とするも、「現状では役所手続き上の制約により、移設が極めて難しいというのが実情です」と説明。
トイレ5は移設・転用を前提に考案した建築であるにもかかわらず、「建築側に可能性があっても、制度側に課題があれば実現できない--この現実に直面しています」。
米澤氏は、「『欲しい人がいるにもかかわらず、壊され、捨てられてしまう。』これが、いま起きていることです」とし、「同様の問題は、社会のさまざまな場面で生じており、本来生まれるはずだった価値や利益が失われているように感じます。この日本社会の現状に、強い危機感を覚えています」と訴えた。
「状況に応じて制度や運用を柔軟にアップデートしていく余地はないのか」としている。
2億円トイレについて、
— 米澤隆 (@yonezawatakashi) December 25, 2025
このように「欲しい」と手を挙げてくださる方が実際にいらっしゃるにもかかわらず、
手続き上難しいという理由だけで解体・廃棄されていく--
それで本当に良いのでしょうか。
これは、大阪・関西万博のテーマである
「いのち輝く未来社会のデザイン」… https://t.co/eopoyjjjy8