お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんが2025年12月25日公開のYouTube番組「カズレーザーと松陰寺のチルるーム」に出演し、21日に行われた「M-1グランプリ2025」で優勝すると思ったというコンビについて話した。中でも「ツカミ」のボケを「M-1史上一番面白い」と絶賛した。
ツカミのボケは「もっと評価するべき」
動画では、カズレーザーさんとお笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇さんが、M-1グランプリを振り返るトークを展開した。
松陰寺さんから「誰が一番面白かった?」と尋ねられると、カズレーザーさんは「俺優勝は真空(ジェシカ)かなと思いました」と答えた。しかし、「でも真空(ジェシカ)はミスがあったので。ツカミで失敗したなって思いましたね」と、ツカミを3つほど重ねた点を指摘した。
一方で、真空ジェシカの川北茂澄さんがステージ奥で立ち止まり、「もう1つ上の階かと思って」とボケ、ガクさんが「あれエレベーターじゃないのよ」とツッコんだ最初のツカミについては、「あのボケってまじで、M-1史上一番面白い」と絶賛した。
その理由について、「あのボケって誰でもやっていいじゃないですか」「何回も出ていたりボケの人は、誰がやってもウケるぐらいめっちゃわかりやすいボケなんですよ。平等じゃないですか?」と説明し、「そのボケを誰も思いついていない時点で、多分負けたんですよ」と話した。
カズレーザーさんはこのボケを「もっと評価するべき」「もっと見てあげてよ」とし、「そこの点数がとか評価があんまり伸びないってのは、真空ジェシカが(M-1決勝に)もう5回も出てるから、『真空ジェシカってそれぐらいやりそう』ってみんな勝手に思ってるんですよね」と分析した。続けて、「できねえよあんなボケ、超面白いんだから」と改めて称賛した。
松陰寺さんが、真空ジェシカの前にネタを披露し、ファーストラウンドを870点と高得点で1位通過した「エバース」に言及すると、カズレーザーさんは「(エバースは)ネタは一番面白かった」としつつ、真空ジェシカについて「でも、それを余裕で一つかみで超えたから、絶対(エバースに)勝ったと思った」と話した。
松陰寺さんも、「エバースの後に真空ってなったとき『うわー』っと思ったのよ。ちょっと焼け野原じゃないかな?と思ったけど、心配ご無用だったね」と評価した。
M-1グランプリ2025は、エバース、たくろう、ドンデコルテが最終決戦に進出し、たくろうが優勝。真空ジェシカは4位だった。