「○○ちゃんを指名した」←「だから何?」なおじさん
歓楽街での人気者を指名するのが趣味な名物おじさんは、どこの店にも必ずいる。たいてい名物おじさんは太客で有名キャストのSNSに登場し、フットワークが軽い。飲み屋通いが趣味でキレイに飲めるタイプであれば、多くの女性から好かれているはずだ。
ただ、なかには人気者を指名したという事実だけがほしい、謎のステイタスでいきがるおじさんがいる。基本的にミーハーで有名キャストを片っ端から指名、継続して通うわけでもなく「1回ポッキリ」なのに、「自分は○○ちゃんも、○○ちゃんにも会ったから」とよくわからない自慢を繰り返す。なぜでしょうね...?
しかも、たった1回シャンパンを入れただけで、彼らは武勇伝のように語りまくるのが特徴だ。自慢話を繰り広げる場では全然お金を遣う素振りがないのに「六本木ではアルマンドを入れた」などと本当かウソかもアヤしいエピソードを聞かされたら、キャストは一気に疲れ果ててしまう。
女性からすると他店で高額を落とそうが、有名キャストと会っていようが「今、目の前で起きていることが全て」だ。つまり、その場で何もしてくれないなら、自慢話おじさんなど他人以上の他人。この手の人は持ち上げないと不機嫌になるし、話を聞くのも面倒なため高確率で嫌われてしまうのである。