年明け早々、米国のトランプ大統領が南米ベネズエラに攻撃をしかけ、マドゥロ大統領を拘束した。国際法違反の疑いもある今回の軍事作戦をどうみるのか、2026年1月5日放送の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)がこの問題を取り上げた。
中国の"属国化"が進んでいた
リモート出演したキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんは国の指導者を拘束、殺害することを「斬首作戦」と呼ぶとして、「この作戦は結構難しい。ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の際にやろうとしたが失敗した。その意味で今回はアメリカの情報能力、軍の特殊能力の高さを示した」と解説した。
峯村さんはこの作戦の裏には中国の影響力を排除しようという思惑が働いたとみる。マドゥロ政権が自国の原油の85%を中国に輸出するなど中国の"属国化"が進んでいた現状も紹介した。MCの谷原章介さんは「これは内政干渉どころではなく主権の侵害ではないですか、国家の。ここまでやってしまうと、仮に中国が台湾問題について実行する際に『アメリカだってやったじゃないの』と言われる可能性ありますよね」と話した。
峯村さんは谷原さんの意見に同意しながら「今回の件は中国にとって短期的に痛手になるが中国も台湾に対して『斬首作戦』を考えている。アメリカがやったなら我々もやるよと。台湾の頼清徳さんの首をすげ替えるというのは、今回アメリカがやったことと全く同じ構図になる」と話した。