大阪府イベントスペース、不法侵入に厳格「最終警告」 1100万円請求も?...管理会社が明かしたその経緯

   大阪府南部にある屋外イベントスペース「泉大津フェニックス」に掲示されている、釣り人などの不法侵入者に対する警告文が、2026年1月6日頃からSNS上で大きな話題となっている。

   この警告文を紹介する投稿がXで拡散されると、そこに書かれた「22万円/日×50回 総額1100万円」という金額に注目が集まった。管理会社が不法侵入者に請求する可能性があるとして例示した金額だ。管理会社である堺泉北埠頭(泉大津市)の担当者に詳しい経緯を聞いた。

  • 泉大津フェニックスの公式サイトより
    泉大津フェニックスの公式サイトより
  • 大阪府の公式サイトより
    大阪府の公式サイトより
  • 泉大津フェニックスの公式サイトより
  • 大阪府の公式サイトより

防犯カメラには若いカップルや釣り人らしき人物

   大阪府の公式サイトによれば、泉大津フェニックスは産業廃棄物等などで造成された埋立地だ。この敷地の一部である多目的広場と多目的緑地を、堺泉北埠頭が24年2月から管理している。

   多目的広場はさまざまなロケや自動車の試乗会などで、多目的緑地は野外コンサートなどのイベントで利用されている。大阪府は、「ゲートは通常施錠されており、管理事業者の許可を得ていない方が両広場に立ち入ることは出来ません」と説明している。

   SNS上で注目を集めた投稿の写真によると、「最終警告」と題した貼り紙の中に、不法侵入者に対して施設利用料金を請求する文言が書かれているほか、実際に侵入している複数の人物の画像も紹介している。

   堺泉北埠頭の担当者は7日、不法侵入者に対する警告文を出した正確な時期は不明だとしつつも、恐らく25年のことだと取材に明かす。遅くとも25年10月には掲出しているという。

   防犯カメラで夜間の時間帯を再生すると、若いカップルや釣り人らしき人物が映っているという。特定の人物が繰り返し侵入しているのか、不特定多数の人物が侵入しているのかは把握していないという。

「そこそこ侵入されているのでは」「通り道にするのはお断りしたい」

   担当者は、「防犯カメラに時々映っているので、そこそこ侵入されているのではないかと思います」と話す。また、同社が管理を始める24年2月以前から侵入行為があったのではないかとも。

   施設利用料金の請求については、「入っている方をまだ特定できてないので、実際に請求した事例はないと思います」と話す。だが実際に特定できたとしても、実際に請求するかどうかは「分からない」としている。

   担当者は、「大阪府からお預かりしている公共財産でもありますので、通り道にするのはお断りしたい」と述べた。

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