「あったとしても本当に数えるぐらいじゃないか」
札幌市の雪対策を行う同市役所・建設局雪対策室計画課にも聞いた。同市では、除雪しなければならない期間が約4か月あるとし、その期間で寄せられる全体の苦情件数は2万件から3万件だと明かす。だが、早朝の除雪車の音に関する苦情はほとんどないという。「あったとしても本当に数えるぐらいじゃないかと思います」
最も多いクレームは、「除雪した雪を家の前に置かないでほしい」というもの。だが同市では、1日に雪が一斉に降った場合は、除雪しなければならない道路の距離は5400キロに及ぶとして、担当者は「1日では家の前の雪まで除雪できない」と話す。そのため、市民に協力を呼びかけている。
一方、除雪車の音に対する苦情は立地条件によって変わるのではないかと、担当者。「我々が行う道路除雪は、ほとんど家の前をすぐに通り過ぎてしまいます」。だが複合商業施設の駐車場などの場合は一定のエリア内を動き続けるため、一軒の家に対する騒音の時間が変わるのではないかとの見解を示した。