「連立の信を問う」でも自民・維新とも選挙協力せず
これについても、結城氏の批判は厳しい。「首相が自民党と維新の連立パートナー、その信を問うということをおっしゃったんですけど、この2つの政党がまず言っていることって、議員定数の削減、身を切る改革」なのだが、
「50議席を削減したところで、得られるコストカットの金額って、だいたい35億円から50億円なんです。一方、衆議院を解散してこの選挙にかかるコストって600億円です。半年に1回選挙してるんですよ。衆議院選挙が石破政権の時にあって、そのあと参議院選が去年あって、また選挙して、また600億円吹き飛ばすんです。それで問うのが、50億円カットしにいくんですという言い方だと、みんな冷ややかに見ていると思いますね」
高市首相は内閣支持率が高いうちにと解散・総選挙を急いだのだが、それがかえって「支持政党なし」の有権者の与党離れを広げているとみる。連立の信を問うと言いながら、自民・維新とも選挙協力はせず、ガチンコで戦うとしている。これでは、連立そのものが形ばかりということにならないか。
(シニアエディター 関口一喜)