立憲民主+公明の新党「中道改革連合」の威力はなかなかのものである。高市早苗内閣の高い支持率を支えに、自民党の大勝と予想されていた総選挙の情勢も一変。最新情勢を日本テレビ報道部がシミュレーションして、2026年1月15日放送の「newsevery.」(日本テレビ系)で解説した。立憲は小選挙区で167議席の圧勝?日テレ政治部官邸キャップの平本典昭記者によると――「(前回2024年総選挙の)公明党の票が自民党側から減り、立憲民主党側が増えるという(仮定で)単純計算をしてみました。前回、自民党が勝利した小選挙区は全部で132ありましたが、シミュレーションでは、公明党の票がないと、およそ55%にあたる72人の自民党議員が逆転され敗北していたという結果が出ました。逆に、63人の立憲民主党議員が勝利していたという結果でした」小選挙区の自民党獲得議席は77減って60議席、立憲民主党は前回104議席だったから、63増えると167議席で圧勝。60~70選挙区で、当落がオセロゲームのように次々ひっくり返る。次点の立憲民主党の候補者に大差をつけて当選した大物議員や、強固な保守王国の自民党候補しか、当選は難しいという試算結果だった。本当に公明党票が来るか、見方が分かれる立憲民主党議員ただ、「衆議院選挙は比例復活もあるので、全体の議席がどうなるかまではわかりません」「今回の試算はあくまでも単純計算ではありますので、実際は選挙区の事情によって変わってくると思います」と平本キャップは説明した。たとえば、「ある立憲民主党議員は『公明党は自民党への怒りがあるので、かなり協力してくれるだろう』と話しています。一方、ある立憲のベテラン議員は『そんな単純にはいかない。自民党と公明党は26年もの付き合いがあったから、公明党の票がすべて立憲に来るとは考えづらい』と、(新党の)影響は限定的という見方もあります」と伝えた。小選挙区で1~2万票といわれる公明票が新党結成でどう流れるか、総選挙の大きな争点になりそうだ。(シニアエディター関口一喜)
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