「そのときの一撃は、今でも忘れられない」 寺島しのぶが藤山直美に「ちょっと楽屋に」と呼び出されて

「格好いいなと、子どもの時から父を見ていた」

   藤山さんは父から教わったこととして「どんなに技術を磨いても、どんなにお化粧をしてもどんなに素晴らしい衣装を着ても、役者は最後は人間性が出るぞ。お客さんが見ている時レントゲンやぞ、ごまかせへんで、もうみんなバレてるでということは学んだことですね」と話した。

   寺島さんは「豪快な父だなと思います。人をまとめる立場にいながら、そういうところをみせない。それでも人がお父さんのことを大好きって言ってくださる。そこがボスっていうことかな。格好いいなと子どもの時からみていた」と話した。

   役者の家に育ち、お互い多くの舞台を踏んでいるからこそ、ちょっとした思い出話にも味わいがある。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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