解散会見を大批判の小沢一郎氏、新党「中道」にもわずかに言及

   立憲民主党の小沢一郎衆院議員が2026年1月19日、高市早苗首相が同日首相官邸で記者会見を開き、23日に予定されている通常国会冒頭での衆院解散を宣言したことについて、Xで厳しく批判した。立憲と公明の衆院議員による新党「中道改革連合」については、「中道」が掲げた政策を発端に、高市氏が食料品の2年限定消費税ゼロを打ち出したとの見方を示した。

  • 衆院解散を表明する高市早苗首相。解散のあり方には批判も出ている
    衆院解散を表明する高市早苗首相。解散のあり方には批判も出ている
  • 立憲民主党の小沢一郎衆院議員。衆院解散を強く批判している
    立憲民主党の小沢一郎衆院議員。衆院解散を強く批判している
  • 衆院解散を表明する高市早苗首相。解散のあり方には批判も出ている
  • 立憲民主党の小沢一郎衆院議員。衆院解散を強く批判している

「明らかに中道改革連合の公約に慌てたためで思想が全く無い」

   高市氏は会見で、衆院解散の理由について「なぜ、今なのか。高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか。今、主権者たる国民の皆様に決めていただく。それしかない。そのように考えたからでございます」と説明した。

   これに対し、小沢氏は会見内容について「やっぱりという絶望的な内容。官僚が作成した中身の無い政策をダラダラ並べただけ」と一蹴。

   「とってつけたように2年限定の食料品消費税ゼロを加えたが、明らかに中道改革連合の公約に慌てたためで思想が全く無い」と切り捨てた。

   「やはり、この解散に大義なし。自民党政治を終わらせるため、この国の未来のため全力で闘う」とした。

   別の投稿では、「高市総理の会見。大きな混乱と経済損失を招いた台湾有事問題について再度言及し、火に油を注ぐ形に」と批判。「また、長時間労働を礼賛しかねないとして批判があった『働いて働いて...』について改めて強調し、過労死遺族の心情を逆撫で」とした。

   高市氏については「自分は絶対に正しいと、人の意見を聞かない人。高市総理は極めて危うい」とも評している。

「初めから総理になんてならなければよい」

   毎日新聞による「『高市さんは働く前に解散か』 物価高に苦しむ市民から失望の声」との記事を引用した投稿では、衆院解散の意義に言及した。

   「高市総理の会見。高市早苗が総理でいいのか? を問う解散? もう総理なのに。そんなことを考えるくらいなら初めから総理になんてならなければよい。理解に苦しむ」。

   「感傷的な自分探しに国民生活や日本経済を巻き込んではいけない。総理の勘違い解散の様相を呈してきた」とした。

   衆院解散をめぐる猛批判を続けている小沢氏だが、来る衆院選に向けて結成された立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」に関しては踏み込んだ言及を避けている。

   立憲の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表はいずれもかつて「新進党」に所属していた経緯があり、小沢氏は当時の新進党のキーパーソンの一人だった。

   こうした背景から、小沢氏の投稿には「立憲と公明の合併の件についても国民の判断が示されるいい機会ですよ 楽しみですね」「高市早苗総理大臣は進退かけますけど、そちらはどうなんでしょうか? 恥ずかしくありませんか? 大の男が2人揃って進退の話になるとモゴモゴかっこ悪いわ」など、厳しい声が寄せられている。

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