顔認証などでカギをかける「スマートロック」のシステムでトラブルが起きている。SWITCHBOT(東京都渋谷区)が手がけるスマートロック用の充電式顔認証デバイス「SwitchBot 顔認証パッド」について、ブランド公式Xが2026年1月21日、旧ファームウェア(V24.15未満)で起こりうるトラブルを報告した。
バッテリー表示・通知の不具合が生じる場合があり、結果的に、バッテリー切れで解錠できなくなる恐れがあるとしている。同様の事案を防ぐため、利用者に対し、改善対応を含む最新バージョン(Ver.24.15以降)へのアップデートを呼びかけた。
最新バージョンにアプデ&「一度満充電」で使用推奨
発表によると、SwitchBot 顔認証パッドが旧ファームウェアの場合、一部の使用環境・条件下で、(1)アプリ上のバッテリー残量表示が実際と異なる場合がある、(2)低電量通知が作動しない場合がある、(3)状況により、消費電力が一時的に増加する場合がある──といった事象が生じることを確認したという。同社は、
「これにより、バッテリー残量の低下に気づきにくくなり、バッテリー切れが発生した場合、デバイスが動作停止して解錠できなくなる恐れがあります」
と説明し、「本来、安心してご使用いただくべき製品において、このような事象が発生したことを、弊社として重く受け止めております」と伝えた。
最新バージョンへのアップデート後は、「正確なバッテリー状態の反映および安定した動作のため、一度満充電の状態でご使用いただくことを推奨しております」とのこと。
「真冬深夜のゴミ出し」で締め出し話題に
発表に至った背景は、SNS上で「バッテリー残量表示および低電量通知に関する挙動により、解錠が行えない状況が発生した」との報告を受けたと明かしている。
問い合わせ対応に関しても、「弊社サポート側の確認およびご案内が十分でなかった点があり、結果としてお客様にさらなるご不安を与えてしまいましたことを、重く受け止めております。ご利用中のお客様に、多大なるご不安とご不便をおかけしましたこと、また安全面においてご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。下記のように対策を説明した。
「弊社では、今回の事象を踏まえ、製品の確認体制ならびにカスタマーサポートにおける案内体制・判断フローの見直しを進めております。また、本件により日常生活に支障をきたしたお客様のお声についても、真摯に受け止めており、今後はより正確で分かりやすい情報提供を行うことで、同様の事象が発生しないよう再発防止に努めてまいります」
同商品をめぐってはライトノベル作家・藍月要さんが19日にXで、旧ファームウェアが原因で25年10月と12月ごろの2度にわたり家から閉め出されたと注意喚起し、広く注目されていた。「真冬深夜のゴミ出しだったため、スマホも鍵もなく超薄着。あたりは真っ暗、低気温下でしっかり命の危機」などと当時の状況やサポート対応を振り返り、情報周知の必要を訴えていた。
【SNS上におけるSwitchBot 顔認証パッドのバッテリー表示・通知に関する事象についてのご報告とお詫び】
— SwitchBot Japan(スイッチボット) (@SwitchBotJapan) January 21, 2026
平素より SwitchBot製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、SNS上にて、弊社製品「SwitchBot…