プロ野球CS改革、「ハンデある野球なんかない」ルール変更案に識者異論...下剋上なくしたいなら「やらないほうがいい」

「カップ戦で日本一を狙うような大会を別に作ればいい」

   「ただ、ルール上、下剋上をなくすためにこういうルールにするとか、10ゲーム以上なら2勝のアドバンテージとか。そうなると全く別のステージになる。別の戦い方になる。勝負事は昔、『正々堂々とやります』みたいな選手宣誓があったが、そういうものが成立しない」

   クライマックスシリーズは、セ・パ両リーグのリーグ戦で上位3位に入ったチームが、日本シリーズ進出をかけて争うもので、07年から採用された。

   リーグ2位と3位のチームが、ファーストステージ(3試合制)を行い、勝ち抜いたチームが、リーグ優勝チームとファイナルステージ(6試合制)で対戦する。リーグ優勝チームには、1勝のアドバンテージが付与される。

   高木氏は現行のCSについて「ハンデのある野球なんかないだろ」と指摘し、こう提言した。

   「最初からカップ戦で日本一を狙うような大会を別に作ればいいじゃないかと思う。(リーグ戦は)そのための順位付けというか。それでいいと思う。そんなにやりたいのだったら、収益がほしいなら、去年の場合は、(リーグ優勝をした)阪神とソフトバンクを(日本シリーズで)戦わせればいい。それとは別にカップ戦をやればいい」

   25年シーズンは、リーグ戦を制した阪神とソフトバンクが、それぞれCSを突破した。日本シリーズでは、ソフトバンクが通算4勝1敗で阪神を退け、日本一に輝いた。

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