「徹底した被害者ファーストで」校内暴力めぐり猪狩ともか持論 「学校側が隠蔽・擁護せずに一律に警察に即通報」

   

   学校でのイジメがSNS上で次々告発されていることについて、車椅子アイドルの「仮面女子」メンバー、猪狩ともかさんが2026年1月21日、X上で持論を展開した。

   猪狩さんは、タレントのスマイリーキクチさんがイジメ動画拡散で自分勝手な「私刑」が横行していることをX上で批判した投稿を引用し、まず私刑について触れた。

  • 猪狩ともかさんのXアカウント
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  • 学校イジメで提言したX投稿
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学校側の「現状の隠蔽体質や名ばかりの調査」を批判

   「何が正義かと問われておりますが、私刑は何も正義じゃないでしょうし、むしろ悪でしょう」として、私刑反対を明確にした。

   そのうえで、猪狩さんは、SNS告発については理解を示した。

   学校側などの「現状の隠蔽体質や名ばかりの調査」が問題になっているとして、「被害者がSNSで告発することが命を救う手立ての一つになっていることは間違いありません」と述べた。しかし、告発によって私刑が始まってしまうため、告発しなくていい社会にすべきだとして、自らの考えを次のように明らかにした。

「いじめは犯罪なのでどれだけ優秀な生徒や、スポーツで活躍している生徒であろうと学校側が隠蔽・擁護せずに一律に警察に即通報。警察も傷害として捜査し法的に罰して、加害者が社会的に大きなペナルティを受けるようにする」

   猪狩さんは、未成年であろうとバリアがあってはならないとし、「罪を犯すものは退学や受験困難、就職困難などあって当然」だとした。被害者自殺など悲惨な結果にならないよう、「逮捕までの期間即日いじめている人間を学校、そして地域からすらも出入り禁止にして、スマホなどの連絡ツールも取り上げる」ことも提案した。

   このような「徹底した被害者ファースト」を通じて、「『いじめは犯罪。罪を犯したら捕まる。』といじめをする人間=犯罪者たちに知らしめたらいい」と訴えた。

   猪狩さんは、1月に入って、学校イジメのSNS投稿がニュースになるたびに、同様の発言を続けている。

「被害者が救われにくい現状はSNSでの私刑が加速」

   高校のトイレで暴行を受けるような動画が拡散したときは、「いじめなんて生易しいものではなく傷害事件です」だとして、こう指摘した。

「SNSが正義だとは思いませんが、正義が迅速に執行されないのであれば、被害者はSNSの即効性に頼らざるを得ません。被害者が救われにくい現状はSNSでの私刑が加速していく一方です」

   こうした現状を変えるには、学校と警察との連携が大切だと猪狩さんは説く。

「そもそも学校など閉鎖された空間でのいじめ(犯罪)の隠蔽・ことなかれ主義などが無ければ、被害者だってSNSに頼る必要はないはずですし、そうならない方がいいに決まってます。いじめは犯罪なので学校側が忖度なしにその場で警察に即通報がいいと思ってます」

   そして、イジメの加害者に対しては、厳しく突き放した。

「法的に処罰されて犯罪者が退学になろうが就職困難になろうが、被害者からしたら知ったこっちゃないです。いじめた人間が間違いなく悪いです。いじめは犯罪ですし、いじめた人間は犯罪者です」

   政府が投稿削除の協力をSNS事業者に要請するとしたニュースについては、こう批判した。

「いじめ告発のSNS動画の削除をしたところでいじめの防止対策にはならないですし、今の時代消せば消すほど隠蔽したと思われて、更に動画が投稿され拡散されていきます。加害者を特定したりその周りに迷惑をかける過剰な反応は良くありませんが、この対策は文字通り火に油を注ぐ形かと思います」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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