2026年シーズン、巨人で先発の柱として期待される新戦力が、楽天から海外FA権を行使して移籍した則本昂大だ。年俸が3年総額13億円とメディアで報じられていることが、期待の大きさを物語っている。
リーグ制覇に不可欠な「即戦力投手」
巨人はリーグ連覇を狙った昨年だが、阪神に15ゲームの大差をつけられた。不動の4番だった岡本和真が故障で長期離脱したことが大きな痛手だったが、先発陣も誤算が相次いだ。
エース格の戸郷翔征は春先から不安定な投球が続き、2度のファーム降格を経験。21試合登板で8勝9敗、防御率4.14に終わり、111イニングと5年ぶりに規定投球回数に到達できなかった。若手成長株の井上温大も4勝8敗、防御率3.70と先発に定着できず。合格点をつけられるのは、11勝をマークした山崎伊織のみだった。
即戦力投手の補強が最大のポイントだった今オフは前田健太、有原航平の獲得に乗り出していたが縁がなかった。その中で、獲得に成功した則本は実績十分だ。入団から6年連続を含む8度の2ケタ勝利をマーク。守護神に配置転換された24年はセーブ王に輝いている。