元衆議院議員のタレント・杉村太蔵さんが「きょうは話が合う」と元外相の田中真紀子さんと意気投合した。何の話で盛り上がったのか。高市早苗首相が踏み切る衆議院解散・総選挙の評価だ。あれを作れます、これも作れます、と言われても2026年1月22日放送の「情報ライブミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)にコメンテーターとゲストとして出演した2人は、まず田中さんが「なんで解散するのかわかりません」と一刀両断にして、料理にたとえてこう主張した。「あれを作れます、これも作れます、食器もあります。おいしいそうですよ、いかがですかとか言われても、作ってくれなきゃわからない」「お料理が出てなくて、私どう?私どう?と言われても、そんなの(判断するのは)無理」と、高市首相が「私が総理でいいか決めてもらう」を解散の大義としたことを皮肉る。杉村さんは「日本は議院内閣制ですから、国会が『高市さん、あなたが総理でいいです』って言ったわけですから、やっぱりこの衆議院の任期を(満期まで)しっかりやった方がいいんではないかな」と、やはり解散すべきではないという。また、食料品の消費税ゼロを争点としたことについて、田中さんは「飲食料品の税率をゼロにすると、年間5兆円もの財源が減るんです。じゃあ、その分どこから持ってくるかということなんです」と首をかしげる。「今のところ全部一致してるんです、田中先生と」これについても杉村さんは、「食料品の物価上昇というのは円安が非常に大きいですよね。(減税で)日本の財政が不安視されて円が売られる。輸入品が上がってくる」「本当にこの政策が私たちの物価対策になるのかどうか、極めて疑問なんです」と、食料品の消費税ゼロは愚策だという。ここで、司会の宮根誠司アナはニヤニヤしながら、「田中真紀子さんときょうは意見が合いますね」と杉村さんをからかう。「いや、僕ね、先ほどから、今のところ全部一致してるんです、田中先生と」と笑い、田中さんも「握手しましょう」と、いつもは激論となる2人が和気あいあいだった。ただ、田中さんは投票に行くのだろうか。与野党とも選挙目当てのパフォーマンスばかりが目立って、「私だって今回の選挙、やだなあと思ってますよ」と捨て台詞を吐いていた。(シニアエディター関口一喜)
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