2026年1月20日ごろ、中古書籍販売「ブックオフ」に関する根拠不明の情報がSNS上で拡散した。同店に持ち込んだ中古品に値段がつかなかった場合、「引き取り処分」を提案されるが、拡散した投稿では、引き取った商品を無料で仕入れている、と批判していた。
運営会社ブックオフグループホールディングスのグループ戦略企画部は23日、この情報は「事実ではございません」と取材に説明。値段がつかずに引き取った本や雑誌は、古紙としてリサイクルし、リサイクルできないものは廃棄処分しているという。
引き取った品目は全て国内販売せず
ブックオフが引き取り処分を通じて無料で仕入れている、という情報が拡散すると、「同じ経験あります!」「処分とは販売を意味します」「ブックオフあるあるですね」などと同意する声が上がった。
一方、現店員・元店員だと名乗るユーザーから否定する声も上がった。「タダで仕入れるような真似はしませんよ」「処分品を保存しておいて販売することは一切ない」「売り場に並べることは絶対にないです」などの返信が寄せられていた。
運営会社のグループ戦略企画部は取材に対し、「事実ではございません」と否定し、次のように説明した。
「お値段がつかずお引き取りした品物はすべて国内での販売はせず、『国内での資源化』『海外輸出による活用』または『廃棄処分』をしております。今回のような本や雑誌の場合は古紙としてリサイクル、リサイクルができないものは廃棄処分としています」
ブックオフの公式サイトでも、「値段がつかないものはどうなりますか?」という質問に対する回答を掲載している。
「お客様にお持ち帰りいただくか、店舗で引き取り処分させていただくか、どちらかお選びください。店舗でお引取り処分をする場合は、専門業者に委託し古紙や再生樹脂資源として再利用したり、衣料品は古繊維・古布としての再利用したり途上国に送られ活用されております」
引き取り処分を行う理由とは?
ブックオフでは、4つの買い取り方法がある。自分で店に品物を持ち込む「店頭買取」のほか、「宅配買取」、「出張買取センター」、「店舗出張買取」だ。いずれの方法でも、引き取り処分を提案している。
引き取り処分はマニュアルに基づいて伝えているという。値段がつかない中古品を持ち帰るかどうかを確認し、持ち帰らない場合は同店で引き取っている。
この取り組みを行う理由について、グループ戦略企画部は「お持ちいただいたものを持って帰ってもらう手間など、お客様に対しての配慮」「値段がつかずお引き取りした品物はパートナー企業と連携してリサイクルに繋げることが可能なため」と説明している。
なお、家具や家電(一部)、ライター、燃料関係、専門的な車用品、香水、刃物などを除いたものを引き取っているとしている。