衆院が解散され、その夜に放送された2026年1月23日の情報番組「プライムニュース」(BSフジ)では、早くも政治を長年ウオッチしてきたジャーナリストが総選挙の行方を占った。青山和弘氏「高市支持率が高いので自民の単独過半数は越える」番組は選挙結果を「自民党単独過半数」「自民・維新が過半数」「自民・維新が過半数割れ」の3パターンを用意した。元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘さんは「今回の政治は予測が難しい」としながらも「自民党単独過半数」と大胆予想する。「高市さんへの支持は無党派層が中心。今回は公明党支持層の創価学会票が自民党にはいかない、保守票を食い合うということはあっても、70%台の高市内閣への支持率があるなかで一定程度は自民党に集まるだろうと考えると、自民党で単独過半数を超えることはあると思う」岩田明子氏「与党の、ある程度上積みがある状態に落ち着く」元NHK政治部記者で政治ジャーナリストの岩田明子さんは「本当に今回の選挙予測は難しい」と言いながら「少なくとも自民と維新の過半数状態の現状より、ある程度上積みがある状態に落ち着くのではないかとみている」と自民と維新で過半数維持を選択した。「あとは投票率ですよね。投票率があがれば無党派票が保守系、高市さんの方にいく。大雪、受験シーズン、風邪をひいたとかで選挙戦が熱を帯びても投票率が下がると状況が変わってくる」昨年の参院選で躍進した参政党の影響について問われて「自民党(票)が食われるんじゃないですかね。前回の石破政権(時代の参院選)で流れていったのは国民民主党と参政党だったので、これだけ(多く)の候補者を立てて、しかも神谷(宗幣代表)さんの発信力もあるので票をとりそうだ」と見通しを語った。「自民党内に残るリベラル勢力が、選挙結果によっては......」青山さんは「高市さんを支持したいという人が参政党に入れるのか、高市さんを支持するというのは自民党候補者に入れることだという高市さんの主張したことに応えるのか、ここの攻防をどうみるかで自民党の票に大きく影響する」と、その攻防戦だと話した。新党「中道改革連合」がどの程度票をとるのか、政治ジャーナリストたちもなかなか見通せない。青山さんは「中道が一定程度議席を伸ばせば国民の支持をえたということで勢いがついてくる。新党立ち上げにあたって野田(佳彦立憲民主党代表)さんが自民党にも声をかけたが誰も出てくる人はいなかった。だけれども自民党内にも一定程度リベラル勢力が残っているので、そういうところに手を突っ込める素地が出てくると自民党が揺らいでくるんじゃないか。選挙後に中道が雲散霧消するのか政界再編の核となるのかは、選挙結果によって変わってくるだろう」と、今後の政界を左右する「台風の目」となる可能性を示した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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