韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年1月26日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(27)の特集記事を組み、ロサンゼルス国際空港で4時間拘束された出来事が、いまだに尾を引いている「謎」だと報じた。
「単なる書類上の問題だ。政治的な問題ではない」
「スポーツ朝鮮」によると、イは21日にジャイアンツのファンイベントに参加するために韓国・仁川国際空港から渡米した。米国に入国する際、ロサンゼルス国際空港で拘束されるトラブルに見舞われた。
書類手続き上の問題で拘束されていたとみられ、その時間は4時間にわたった。また、イの専属通訳は、米国に入国することができず、韓国に戻ったという。
イの代理人を務めるスコット・ボラス氏(73)は、「単なる書類上の問題だ。政治的な問題でも、そうした性格の事案では全くない」と説明したという。
イによると、前回渡米した時と同じ書類を揃えたにもかかわらず、空港で拘束されたという。
今回のイのアクシデントについて、「スポーツ朝鮮」は「同じ書類準備→4時間拘束?大谷翔平でも同じ対応だったのか...尾を引くイ・ジョンフの謎」とのタイトルで記事化した。
記事では「米国現地では、大リーガーであるイ・ジョンフの拘束理由に関心が集まっている」とし、こう続けた。
イは「ここ数日は少し気が狂いそうだった」
「米国はドナルド・トランプ大統領就任以降、移民取り締まりを強化している。入国外国人対象のビザ審査だけでなく、現地滞在中の外国人に対しても厳しい基準を適用している。こうした雰囲気の中で、円滑な意思疎通が図れず、結局イ・ジョンフが長時間足止めされる状況に陥ったとの分析が続いている。一部の現地ファンは『大谷翔平でも同じ対応だったのか』と、ロサンゼルス国際空港側の対応に不満を漏らす声もあった」
「スポーツ朝鮮」によると、イは25日に米国カリフォルニア州サンラモンで開催されたファンフェストに出席した際、「ここ数日は少し気が狂いそうだった」と明かしたという。
韓国プロ野球(KBO)リーグ出身のイは、23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに入団。米メディアによると、6年1億1300万ドル(約164億円)の大型契約を結んだという。
大リーグ1年目の24年は、5月の試合中に左肩を負傷して戦線離脱。6月に手術を受け、シーズンを棒に振った。2年目の25年は、150試合に出場して打率.266、8本塁打、55打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.734だった。
Oh no Jung Hoo Lee pic.twitter.com/KxuApkNonQ
— Talkin' Baseball (@TalkinBaseball_) September 27, 2025