プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年1月27日にユーチューブを更新し、3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の最後の1枠を独自予想した。
「投手は15人いたら十分」
WBCに出場する侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、日本代表メンバー29人を発表した。すでに19人のメンバーが発表済みで、この日は残りの10人を発表した。
今回新たに選出されたのは、大リーグのシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也外野手(31)や、今オフ、大リーグ球団と契約した岡本和真内野手(ブルージェイズ、29)や、村上宗隆内野手(ホワイトソックス、25)ら10人。
ここまで30枠のうち、29人を選出。残りは1枠となっており、誰が選出されるのかファンの間で注目が集まっている。
04年アテネ五輪の日本代表コーチを務めた経験がある高木氏は、「今回選ばれたメンバーは、チームの主軸になるだけに『やっと揃ったな』という感じがする」と率直な感想を述べ、こう続けた。
「代表の半数がピッチャー。考えられるのは、メジャーリーグの選手を呼びたい。環境、ボールに慣れているとか。そういうことを含めたら(大リーガーの)今永(昇太)とか、千賀(滉大)になるだろうけども、ここまで選ばれていないというのは、今永が肩に不安があるのか。千賀が体のどこかに不安があるのか。ということしか考えられない」
このような状況の中、高木氏は「投手は15人いたら十分」とし、「やはり野手を選ぶと思う」との見解を示した。
「NPBの選手だったら二つ返事で出場する」
高木氏が本命に挙げたのが、大リーグのボストン・レッドソックスに所属する吉田正尚外野手(32)だ。吉田は前回大会にも出場し、準決勝のメキシコ戦で殊勲の3ランを放ち、チームの世界一に大きく貢献した。
高木氏は「ここまで発表できないのは、メジャーリーグの誰か。(NPBの選手だったら)二つ返事。球団を差し置いて発表していると思う。『絶対に行きますから』みたいな。大谷と野球ができるのだから。それを考えると、吉田が濃厚だと思う。井端監督の選手の選び方、見極め方を総合すると吉田だろうなと思う」と予想した。
そして、吉田がチーム事情などの理由によって出場できなかった場合について言及した。
「吉田でなかったとしたら、外野手を選ぶと思う。(25年の)日本シリーズの活躍をみると、(ソフトバンクの)柳田(悠岐)。吉田の代わりだったら必要になる。ただ、『長打はもういい』となると、足で『(日本ハムの)五十幡(亮汰)を入れておくか』とか。吉田がダメならば、俺の推測では柳田か五十幡になる気がする」
大会2連覇を目指す侍ジャパン。最後の1枠が誰になるのか。井端監督の決断に注目される。