北海道電力の広報公式Xアカウントが2026年1月28日、JR北海道が除雪作業のため28日・29日の21時以降に札幌駅を発着する列車を運休としたことについて、思いをつづった。「しっかり除雪ができるだけの時間を確保する必要がある」JR北海道は27日、「除雪作業時間確保に伴う最終列車の繰り上げについて」とのお知らせを公開した。「25日以降の札幌圏における記録的な降雪・低温により、札幌圏の各駅等では積雪が多く、列車に運休や遅延が多数発生してご迷惑をおかけしております」とした上で、「運行終了後の夜間時間帯だけではこのような状況を解消するための十分な除雪ができない状況です」と説明。「札幌圏の輸送力を確保するために、しっかり除雪ができるだけの時間を確保する必要があることから、以下の日程で最終列車の繰り上げを行います」として、運休計画を発表したものだ。特急列車も含めた運休であり、実施中の日中と翌朝の列車にも運休が生じる見込みだという。翌28日のお知らせでは、「各駅の状況」として、駅構内の線路両脇に厚く雪が積もった様子を公開した。これらは「側雪(がわゆき)」と呼ばれるもので、列車が押してきた「持ち込み雪」や、車両から落下した「落下雪(ドンコロ)」の逃げ場がなくなり、線路のポイント部分に持ち込まれてしまい、ポイントが切り替わらないなどの問題が発生するという。不具合を起こさないために、堆積された側雪を崩したり、排雪箇所までの運搬を行ったりする必要がある。「私たちも自然と向き合い、その役割を果たさねばならない」北電広報は28日、Xで「昨夜のJR北海道さんの発表を見て、同じ北海道のインフラを担う一担当者として思ったこと」として、思いをつづった。「『あって当たり前』のインフラにとって苦しい決断をされたなと思いました」と率直な思いを明かし、「自然災害時のインフラ運営は、全ての方が漏れなく最善となる答えを見つけることは、そう簡単ではありません。電力でも、災害時の停電復旧の際、どうしても場所によって時間の差が生じてしまうことがあります」とJR北海道をおもんぱかった。その上で、「こんなとき、私たちインフラ事業者には、全体として早期の正常化に向かうよう、一つひとつ情報を整理して判断し、安全にも配慮しながら作業を進めることが求められているのだと思っています」。「同じく北海道の暮らしをお支えする立場として、私たちも自然と向き合い、その役割を果たさねばならないと改めて思いました」とした。「ともに頑張りましょう、JR北海道さん!」広報公式アカウントとしての立場から、「今回の一連の対応に対する様々なご意見も拝見し、情報発信の仕方など、教訓もあったと思っています。身の引き締まる思いです」ともつづっている。北電はJR北海道に向け、「厳しい自然環境の中ですが、それぞれの現場で、北の暮らしを守るためにできることを積み重ねていければと思います。ともに頑張りましょう、JR北海道さん!」とエールを送った。投稿には、「この上停電したら本当に札幌詰むと思ってた。電力安定供給ありがとうございます」「現場で実動している方たちには頭が下がります。天災なのでやむを得なしなのですが、現在の状況を適宜発進対応して仕切っていただきたいです」など、感謝と応援の声が寄せられている。
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