韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2026年1月30日、今オフDeNAから韓国プロ野球(KBO)リーグのロッテ・ジャイアンツに移籍した京山将弥投手(27)の特集記事を組み、京山の活躍に大きな期待を寄せた。
「155キロの直球と大きな落ちを持つスプリッターが強み」
滋賀・近江高校出身の京山は、16年ドラフト会議でDeNAから4位で指名され入団した。右の先発投手として期待され、18年4月に1軍デビューを果たし、6勝を記録した。
19年以降も先発としてマウンドに上がるも、結果を残せず24年にリリーフに転向。25年シーズンは1軍での登板はなく、同オフに戦力外通告を受けた。DeNAでの通算成績は、14勝23敗6ホールド、防御率4.60。
25年12月にKBOリーグのロッテ・ジャイアンツへの移籍が決まった。韓国メディアによると、1年15万ドル(約2300万円)の契約だという。
KBOリーグは、外国人枠に関して26年から新たな「アジアクォーター制度」を導入。これまでの外国人枠に加え、1人の「アジア枠」を設けた。京山はこの制度を利用しての移籍となった。
「スポーツ朝鮮」は、「ロッテ・ジャイアンツは、アジア枠の京山将弥にどんな役割を任せるのか」とし、チームの投手情を踏まえて京山の起用法を分析した。
「京山は先発と救援の両方が可能な戦力だ。日本プロ野球(NPB)では、6シーズンで先発49試合、中継ぎ35試合に登板した。ロッテは救援陣と5番手先発の両方で課題を抱えており、京山の活躍の可否が非常に重要だ」
そして、京山の投球スタイルについて「マックス155キロの直球と大きな落ちを持つスプリッターが強みだ。また、簡潔で滑らかな投球フォームを持つ。直球の回転力と変化球の軌道を基に試合運びが可能である」と評した。
監督「直球が速いので、中継ぎの方が良いのではないか」
記事によると、京山は1月中旬にロッテ本拠地の釜山入りし、現地の球場でトレーニングを開始した。25日には台湾・台南での第1次スプリングキャンプに合流したという。
「スポーツ朝鮮」の取材に応じた京山は、「分からないことばかりだが、期待していることが一番多い。日本と韓国の野球レベルが、それほど違うとは思わない。自分なりの投球を見せられればと思う」などと語ったという。
京山は先発を希望しているが、チームの起用法に従う意向を示したという。
ロッテ・ジャイアンツのキム・テヒョン監督は、京山に関して次のように語ったという。
「直球が速いので、中継ぎの方が良いのではないかとも思う。なぜなら、球が良ければ四球を与えても三振を奪う能力があるからだ。それでも、京山選手と話し合ってみるつもりだ。本人がやりたいからといって全てを叶えるわけではないが、望む方向に進めば心理的に良い」
KBOリーグ1年目の今シーズン、京山はどのような投球を見せるのか。日韓両国のファンが注目している。