「back number」全126曲で英語が挿入されているのは1曲だけ ボーカル清水依与吏「すごくイヤ」の理由

「そっちじゃねえんだよな、という思いもある」

   番組は全126曲のうち英語が挿入されている曲は1曲だけと紹介する。言葉の解釈によって意味がひっくり返るのが「すごくイヤ」と清水さんは言う。

「割と神経質に、行間があるなら埋める(感じで詞を書く)。クリスマスソングなんてそうじゃないですか。『好きだ』ということを何行使っているんだという話ですよ」

   林さんが「森鴎外を思い出しました」と突然言い出した。清水さんは驚いて「でっかい名前が」。林さんは「鴎外も晩年の作品で最後にこの作品の言いたいことはこうだと言ってるんですよね。いろんな解釈をされないように」と話す。清水さんは「やりたいんすよ、実は」と言った。

   さらに林さんが「夏目漱石も同じような文章に残している」と話すと「巨匠がいっぱい出てくる」と清水さん。「『自分たちの思いをこのまま受け止めてくれ』ということを強くお持ちだということですね」と念を押す。

   清水さんは「思っているけど隠してます。かっこつけて『解釈はまかせます』と言うんだけど『こんな風に伝わるなよ』とか『そっちじゃねえんだよな』という思いもある」と歌づくりの苦労を明かした。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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