共産党の小池晃書記局長が2026年2月3日にXで、高市早苗首相が1日に「日曜討論」(NHK)の党首討論を欠席したことに対する抗議文を自民党本部に送ったと報告した。公開した文書は共産党と社民党の連名で、討論の機会を「速やかに設けることを強く求める」としている。「各党党首と正面から議論する責任がある」1日の「日曜討論」では番組冒頭、高市首相側から「昨日の遊説中に腕を痛めて治療に当たっている」と当日朝に連絡があったとして、欠席になったことを伝えた。自民党からは代わりに、田村憲久政務調査会長代行が出演した。高市首相自身も同日にXで、「関節リウマチ」の持病があり、「実は、ここ数日の遊説会場で、熱烈に支援してくださる方々と握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまいました」と説明した。しかし、同日の遊説には姿を見せていたことが波紋を広げている。小池氏は3日にXで、「NHK『日曜討論』における高市首相の欠席に抗議し、討論の再設定要求を、自民党本部に送りました」と報告。「水曜討論でも木曜討論でもいつでもいいから、高市自民党は国民への説明責任を果たすべきです」と訴えた。投稿に添えられた文書では、高市首相が腕の治療のためとして番組欠席したにもかかわらず、同日午後に岐阜県や愛知県で街頭演説を行っていたことを指摘。番組の党首討論は、「各党党首が国民の前で政策や政治情勢を直接議論する唯一の、極めて重要な機会」だったとした。高市首相が円安をめぐり「外為特会の運用が今はほくほく状態」と発言したと報じられていることや、裏金問題、統一教会の問題などを挙げ、「自ら国民の前で説明し、各党党首と正面から議論する責任がある」と訴えた。今回の欠席について、「そうした国民にたいする説明責任を軽視・回避するものであり、到底容認できない」と批判。「私たちは、高市首相の、議論の場から逃げる姿勢に強く抗議するとともに、総理が出席する形であらためて各党党首による討論の機会を速やかに設けることを強く求める」とした。
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