日本の針路を決める衆院選挙も投票日間近の2026年2月3日放送の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)は総選挙中盤の全国電話調査をもとに選挙情勢を取り上げた。野党支持層が分散して、自民が浮き上がる調査によると、自民党は単独過半数(233議席)をうかがう勢いで、対する中道改革連合は苦戦、公示前(172議席)の半数以下の可能性もあるという。2割ほどがまだ態度を決めておらず、後半の情勢は変わる可能性もあるとしながらも、「高市人気」を示す数字にスタジオからも驚きとも戸惑いとも言えない声があがった。戸惑いの反応に含まれているのは「なぜ中道がこれだけ伸び悩んでいるのか」。その理由を選挙ドットコム編集長の鈴木邦和さんは「前回の総選挙では立憲民主党と国民民主党が一緒に出ていた選挙区は全部で13選挙区だった。今回は中道と国民民主が一緒に出ている選挙区が46選挙区あるんです。これが(小選挙区で)自民、中道、国民とならぶと、どうしても野党の支持層が割れて結果的に自民党が浮きでてくる。無党派層を取れていない、中道に入れるはずの公明支持層が5~7割しか固まっていない」といった要因を挙げた。高市人気が上がれば上がるほど、大阪では維新が議席を落とす可能性さらに情勢次第では、自民党と日本維新の会の連立与党が310議席に迫る勢いであることも報じる。この310という数字は衆院定数の3分の2を占めるもので、参院で否決された法案を衆院で再可決できる。MCの谷原章介さんは「この310を獲得するためには、維新の会もがんばらなければダメじゃないですか。維新の情勢はどうなんですか」と、フジテレビ政治部長の高田圭太さんに聞く。高田さんは「自民と維新は大阪などで選挙を争っているが、高市人気が上がれば上がるほど、大阪で(議席を)落とす可能性が高い。ただ、維新の議席がどうなるか以上に自民の議席がどうなるかがカギだと思う」。さらに、2017年に連立与党が3分の2の議席を確保した第4次安倍政権と比べて、「当時は自民がアクセルを踏み、公明がブレーキ役となっていたが、今回3分の2に達するとすれば自民と維新どちらもアクセルを踏むのでよりアクセル感が強い政権になる可能性がある」と見通しを語った。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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