小泉進次郎防衛相が2026年2月3日に大和駅(神奈川県大和市)前で行った自民党候補の応援演説で、安全保障政策で一枚岩になっていない中道改革連合のあり方を批判した。さらに、今は中道を支持しているはずの旧公明支持者には「戸惑っている人もいる」とも指摘。改めて中道に揺さぶりをかけた。近くに厚木基地、「ちょうどあそこで自衛隊機が飛んでいる」論点になっているのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設問題をめぐる立ち位置だ。立憲は移設中止を掲げる一方で、公明は自民とともに移設を推進してきた。中道の野田佳彦共同代表は、衆院選後に党としての見解をまとめるとしている。小泉氏は、中道について「安全保障の政策をひとつにまとめることができない政党に任せられるわけがないじゃないですか!」などと批判。衆院選では自前の防衛力強化の必要性を「全国で訴えている」として、神奈川県は沖縄に次いで米軍基地が多い点にも言及した。特にこの日の演説会場は米軍機と自衛隊機が離着陸する厚木基地(綾瀬市、大和市)に近く、会場にプロペラ機の音が響き渡ると、上空を指差して「今もこの演説をしているときに、ちょうどあそこで自衛隊機が飛んでいる。こういう地域の現実の課題を国に対して届けるには、与党の議員が大和から、綾瀬から、瀬谷から必要じゃないですか?」と訴えた。 続けて、公明は連立から離脱したものの、自民とともに辺野古移設を推進してきたことにも言及し、「旧公明党の支援者の中に、『本当にこれで良かったのだろうか』と思っている、戸惑っている方もいる」と、中道の支持者に揺さぶりをかけた。(J-CASTニュース編集委員兼副編集長工藤博司)
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