健康問題を理由に参院議員を辞職したれいわ新選組の山本太郎代表が2026年2月5日、東京・池袋駅西口前で街頭演説を行い、脱原発や消費税廃止、高市政権批判などを訴えた。通りを埋める聴衆からは「その通り!」「そうだ!」と賛同する声や、「おかしい!」「辞めろよ高市!」などと批判する声が上がった。
山本氏「遺言やと思って聞いて。死なへんけど」
山本氏は1月21日、党のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、参院議員を辞職すると発表。血液がんの一種である「多発性骨髄腫」の前段階だと明かし、無期限の活動休止に入るとした。同日の会見では、衆院選について「表には出ません」と説明していた。
こうした中、れいわ新選組の公式Xアカウントが2月5日朝、山本氏が同日に街頭演説を行うと告知。SNSでは、「涙が出るほど嬉しい」「本当にいつも命懸け」「本当に1回だけですよ」「身体が心配。でも!嬉しい!」などの声が相次いだ。
5日19時15分ごろ、山本氏が姿を見せると、駅前に詰め寄せた聴衆からは拍手が沸き起こった。山本氏は演説中、自身の健康問題について言及。「メンタルお化け、体力お化けという活動を続けていた」としつつも、「結果どうなったか。病気になったんですよ」。
「私はラッキーだった。その手前で気付けた。早期発見、ツイているね。だからここから何とか体を戻して、もう一度あの妖怪だらけの永田町に戻って鬼退治したいと思っているんです。この国変えるしかないもん」
その後、国民生活の現状を語り、脱原発や消費税廃止を訴えた山本氏。高市政権の経済政策についても批判し、聴衆からも「その通りだ!」「茶番だ!」「おかしい!」などと同意する声が上がった。その後、次のように主張した。
「政治というのは常に国民を裏切ることを前提として、皆さんが監視しなければならないんですよ。もちろんそれは、れいわ新選組も例外ではない。山本太郎も例外ではない。政治に対して何かを信じるとか推し活のようなことをするというのは、逆に言えば、その人たちが様々な皆さんの首を絞めるようなことを見て見ぬふりをすることと同じなんです」