歳とともに体力、気力が低下した状態を指す「フレイル」。2026年2月6日の情報番組「ひるおび」(TBS系)はそんな「衰え」や「老い」を吹き飛ばそうとフレイル川柳を特集した。「目覚めよし本番中に眠くなる」と出演者フレイルの具体的症状として疲労・倦怠感、食欲不振、記憶力低下などがあるが、漢方薬メーカーのツムラがフレイルを広く知ってもらうために始めたのが「フレイル川柳」だ。約3万2000作品の応募の中からグランプリに輝いた作品が、「観光に来たはずなのにカフェはしご」番組では街の人や関係者に、即興でフレイル川柳を詠んでもらった。50代男性は「文字読めずフォント拡大まだたりぬ」MCの恵俊彰さんは「わかるな~」と同感する。ひるおびの気象コーナーで解説を担当する気象予報士の森朗さんは、「目覚めよし本番中に眠くなる」を詠んでスタジオは大爆笑。コメンテーターの中川翔子さんは、「双子抱きスクワットしてHPゼロ」。HPはキャラクターの体力・生命力をさすゲーム用語である。「スクワットすると疲れが3~4日続いてなかなか回復しないです」と体力の衰えにしょこたんも辟易ぎみだ。八代英輝さんは「名前出ぬクイズに変えて茶の間沸く」恵さんは、「普段うえ近いところはレンズ下」と詠む。恵さんは「最近、遠近両用めがねを使い始めたんです。そうすると1つのレンズで(遠近の)2つあるんですね」と自身のめがねを見せる。スタジオの共感をえたのは弁護士の八代英輝さん作だ。八代さんは「(人の)名前がもう本当に出なくなって、脳を活性化するためにあえて調べないでみんなで先に(名前)出た方が(勝ち)」と人名忘れ現象のひどさを嘆く。恵さんがすかさず「『どうも初めまして』という言葉を禁止にしていますもんね。3回ぐらい会っているのに『初めまして』と言うから」と八代さんの名前忘れを話すと、八代さんも自戒を込めて「絶対禁止ですね」と苦笑した。「ほら」「あれ」の、飛び交う家庭も少なくない。笑い話では済まされないか。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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