プロ野球、2026年の春季キャンプが2月1日から始まった。かつては春季キャンプの休前日になると、沖縄や宮崎の繁華街で選手たちの姿を見るのが日常の光景だった。
「若手を誘ったんだけど、部屋で...」
球界OBはこう振り返る。
「沖縄の繁華街の松山では『この飲み屋がベイスターズ、あの店はスワローズの選手が集まる』という暗黙の了解があった。実際にその飲食店で知り合った女性と結婚した選手がいました。練習を終えると休前日に限らず、毎日のように飲み歩いていた先輩もいました」
選手たちはリフレッシュもかねてお酒を飲む。プライベートから野球の話までいろいろ語り合い、先輩と後輩の垣根を超えて絆を深める。
酒に酔いつぶれて翌日のオフに二日酔いになる選手が少なくなかったが、時代の流れと共にその文化が変化しているという。
沖縄の飲み屋で働く男性は「選手の姿を全然見なくなりましたね。若手の選手たちは繁華街に興味がないのでしょう。お世話になっている30代の選手に聞いたら『若手を誘ったんだけど、部屋でオンラインゲームをするので大丈夫って断られたよ』と話していました」と明かす。