最近、天然キャラの女性タレントが再び注目を集めている。
「Wしょうこ」が引っ張りだこ
たとえば元「うたのおねえさん」はいだしょうこさんと、元Wink・相田翔子さんの「Wしょうこ」コンビ。
名前が1文字違いという縁から10年以上の親交を持ち、25年は『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『ぽかぽか』(フジテレビ系)、『日曜マイチョイス』(テレビ朝日系)などで共演を重ね、各局から引っ張りだこの状態に。
はいださんは『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に頻繁に出演。「家事が苦手な女たち」「運動神経に見放された女」などさまざまなテーマで存在感を発揮する。
しかも突然、「♪わたしエンターテイナー」と歌い出すなど、スタジオを盛り上げる。「睡眠の悩み」を語る際も「半分現実の世界で、半分夢の世界のちょうどチリチリの部分」と独特な表現で笑いを誘い、MCのくりぃむしちゅー上田晋也さんから「起きててもずっと夢みたいなことおっしゃってますもんね」とツッコまれ、笑いを誘っている。
一方の相田さんも、うどんを勢いよくすすった反動で鼻から出てしまった話や、疲れ切って寝た翌朝、夫からアフリカの珍獣「『ツチブタ』みたいなイビキだった」と指摘されたエピソードを告白。以来、強制的にうつ伏せ姿勢を保つため、背中にリュックを背負って寝ているという仰天生活を明かしている。
ギラギラした印象のタレントが叩かれやすい今
爆笑問題・田中裕二さんの妻・山口もえさんも、天然キャラの代表格だ。3児の母として子育て奮闘中でもあるが、子どもの算数のひっかけ問題にすべて引っかかり、その結果、一切聞いてくれなくなったという。「天然」「おっとり」キャラは結婚前から変わらないが、今も必要以上に「母親」であることを強調しない姿勢が支持されている。
さらに、長友佑都の妻で4児の母・平愛梨も健在。初めての妊娠時、「横向きで寝ると赤ちゃんが変形する」と思い込み、妊娠中も陣痛中も仰向けを貫いていたという。
ギラギラした印象のタレントが叩かれやすい今、天然・癒し系は炎上リスクが少なく、使いやすい上、幅広い年齢層に支持される。また笑いも取れて視聴者を和ませる。
タレント市場が飽和状態の中、「おっとり癒し系」に回帰しつつあるようだ。
(川瀬孝雄)