お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんが2026年2月10日、同日深夜放送のラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、第51回衆議院議員総選挙に際して放送されたTBSの選挙特番「選挙の日2026 太田光がトップに問う!結果でどう変わる?わたしたちの暮らし」での、自民党総裁の高市早苗首相へのインタビューが波紋を広げていることについて語った。
「高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」
特番でスペシャルキャスターをつとめた太田さんは、自民党が掲げた消費税減税案をめぐり、高市氏に対して「もし、(公約を実現)できなかった場合、高市総理はどういうふうに責任を取るんでしょうか?」と質問。驚く高市氏に「政治家としての責任の取り方をどうするかという、覚悟がおありなのか」などと畳み掛けた。
高市氏はこの質問に、「なんかいじわるやなぁ......」と漏らし、「最初から『できへん』と決めつけんといてください」と返答。「いじわるですかね? この質問」とした太田さんに、高市氏は「うん。これから必死にやろうとしている私に対して、すごいいじわる」とした。
SNSでは、こうしたやり取りをめぐり、太田さんに対し賛否の声が上がっていた。
「俺が言ってんのは、『責任の所在をはっきりさせろよ』ということ」
太田さんは10日の「爆笑問題カーボーイ」で、「早苗ちゃーん。ラジオ聞いてる? いじわるでごめんね」と放り込んだ。
特番でのやりとりについて「俺とのやり取りが賛否両論あるみたいだけど...」と切り出すと、「これは、日本人の気質の問題というか、『言挙げせぬ国』なんですよ」と軽々しく多くを語らない、日本人ならではの受け取り方があったのではないかと説明。
「世間が俺を嫌うのも分かる。あのやり取りでね。でも俺は、もうかなり礼儀正しくやったつもりです」ともし、相方の田中裕二さんは「やりゃあできるじゃん、と思った」と太田さんをフォローした。
その上で、太田さんは「なんで怒られてんだかよくわかんねぇ。俺は別に悪かったと思ってないんだけど」と漏らしつつ、「ようするに俺が言ってんのは、『責任の所在をはっきりさせろよ』ということなんでね。できなかった時どうすんだ、と」と振り返った。
「俺はウチの社長を近くで見てるわけですよ」
太田さんは、「皆さんね、今回社長がどうかって気になってるとも思いますけどね」といい、事務所社長で妻の太田光代さんの反応について、「『どうせ太田怒られてんだろうな』と思うんでしょうけども、いっさい怒られてない」と明かした。
「ウチの社長っていうのはね、慣れてるから。絶対に、始まる前に、失敗した時のことを想定しているわけですよ」といい、「つまり失敗した時、誰が責任を取るのかっていうのを、選挙特番の時も全部文章にしたんです。TBS特番チームで、『失敗をしたら誰が責任を取る』という、これを全部明文化したわけです。オレは失敗する人だから」と、自身の例を引き合いに説明する。
もっとも、「俺がやったこともたぶん興醒めだったと思う」としつつ、「『何を失敗を前提にしてるんだ』って話だと思うんだけど、俺はウチの社長を近くで見てるわけですよ」。
そして、「ウチの社長の場合、『全部私が責任を取る』ってことになるわけです。俺は責任取らないけど、(責任を取ると宣言する)そういう女性リーダーを近くで見てるわけです」と、高市氏に責任の所在を問うた背景には光代さんの影響があったようだ。
「根性論じゃうまくいかねえなという部分もあるんで」
また、太田さんは、自身のスタンスについて「言っときますけど、私はどっちかつうと、『やっちゃおうよ』っていう側なので、『これからやろうというところに水を差さないで』っていう気持ちもわかるし」としつつ、「同時にやっぱり根性論じゃうまくいかねえなという部分もあるんで」と言う。
「そもそも景気っていうのは気のものですから、高市さん人気でみんなの気分が上がっているんだったらっていうのもわかる」が、「俺としては責任の所在っていうのを先に明らかにするってことは(大事だと思うから)言ったんですけれど」と話した。