超お金持ち子弟の名門私立学校で教師をしていた
松原さんは「島を所有し、たくさんの少女を連れてきて(性的な)接待をするとなると巨額のお金が必要になるが、このエプスタイン氏とはどんな人物なのか」と問う。小谷さんは「もともとエプスタイン氏は高校の数学の教師なんです。ただ、教員免許を持っていなかった。にもかかわらず教師のようにふるまい、しかも優秀な教師ということで有名になって、投資の世界から声がかかった」と話した。
教育の現場からなぜ投資の世界にいくのか。その秘密を放送大学名誉教授の高橋和夫さんが明かす。
「エプスタイン氏が教師をやっていた学校はドルトンスクールという超お金持ちが集まる学校なんです。米国のブリンケン(元)国務長官もそこに通っていた。『授業料いくらですか』なんて聞く家庭は来なくていいという学校です。子どもたちの親が超お金持ちで投資家も多く、そこで(エプスタイン氏が)投資の世界に入るきっかけになったのではと思う」と解説した。
小谷さんは「投資世界で有力者にうまく食い込んでいき財力も身につけていった。どの段階で外国勢力と関わり合うようになったかわからないが、自らを大きく見せる才能があったのだろう」と補足する。
巨大な財力を身につけたエプスタイン氏が、イギリスやアメリカなどの極秘情報をハニートラップで入手していたとすれば、007も真っ青である。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)