「何とかならなかったのか......」と、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のコメンテーターたちは、2026年2月17日放送で悔しがった。その数時間前に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪スキージャンプ男子スーパー団体で、二階堂蓮選手と小林陵侑選手はメダルを目の前にして、まさかの競技打ち切りで逃してしまった。中止決定から5分後には雪は止んでいたのにスーパー団体は今大会から始まった種目で、1チーム2人の選手が3ラウンド飛んで合計ポイントを争う。2ラウンドを終了した段階で日本は6位だったが、二階堂選手が3本目で138.5メートルの大ジャンプを飛んで2位に浮上。あとは、小林選手の3本目のジャンプ次第でメダルだったが、ここで突然、雪が激しく降り始める。ジャンプ台にも積もりはじめ、競技続行は危険と判断されて、小林選手ら3選手は飛べないまま中止となってしまった。順位は2ラウンドまでのポイントで決定したため日本は6位。優勝は第2ラウンドで2位に21.4ポイントの差をつけていたオーストリアとなった。しかし、中止決定から5分後には雪は止んでいた。「札幌スキー連盟が運営してれば、試合も成立してます」レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)は、「レーダーとかないんですか!」と声を上げた。「日本だったら雨雲レーダーがあって、このあとやむかぐらいはわかるじゃないですか」ゲスト解説の元ジャンプ金メダリストの船木和喜さんは、「札幌だったらねえ」と残念がった。「札幌の試合はしょっちゅうこういうこと(試合中の大雪)があるんですよ。ただ、雨雲の間で試合を進行してくれるんですね。細かくやるんです。札幌スキー連盟が運営してれば、(この)試合も成立してます」と断言した。火曜コメンテーターの菊間千乃さん(弁護士)も「5分ですからねえ。雨雲レーダーを見て、5分ぐらいは待ってもいいですよねえ」と悔しがる。司会の羽鳥慎一アナは「まさに、自然が強く立ちはだかった」とちょっとあきらめ気味だった。(シニアエディター 関口一喜)
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