少女の人身売買や買春などの罪で起訴された米国の富豪ジェフリー・エプスタイン氏(2019年に自殺)と関係が深かったとして、ホワイトハッカーの国際イベント「DEFCON(デフコン)」は、この日本人の参加を禁止すると発表した。
「日本(政府)も調査・報道を進めていく必要があるのではないかと思います」
エプスタイン氏は英国のアンドリュー元王子、トランプ大統領、イーロン・マスク氏ら各国の政財界の大物と親交があったとされ、米国司法省は交友関係を調査した「エプスタイン文書」を公表している。
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、2026年2月24日放送の「羽鳥パネル」コーナーでこの疑惑を取り上げ、「報じられている日本人は、過去にエプスタイン氏から資金提供を受けていたということのようです」と伝えた。
ゲスト解説の三牧聖子・同志社大大学院教授は「この方も(文書に登場する回数が)8000回と多い。回数が多いからイコール犯罪にかかわっていたということではないのですが」としながら、こう注文を付けた。
「政府とかが調査しないと、民間の人たちがいろんなツールを使って、こんな名前がある、(犯罪行為を)やっていたに違いないという憶測が生まれる。もっと日本(政府)も調査・報道を進めていく必要があるのではないかと思います」
というのも、これだけ世界中で大騒ぎになっているのも関わらず、茂木敏充外相は「日本の政治家、政治関係者の関与は出てくることはないと思う」と、まるでスルーだからだ。
「有名企業がたくさん含まれている」
火曜コメンテーターの菊間千乃さん(弁護士)も危惧する。「エプスタインは日本のいろいろな企業を訪れたというのも文書の中に出てきて、有名企業がたくさん含まれている。今後そういうところが、エプスタインとの関わりがどうなのかということを、もしかしたら発表しなきゃいけない状況に日本もなるかもしれないと思ってます」
「モーニングショー」は文書に登場する日本人の名前は報じなかったが、朝日新聞や日本経済新聞によると、千葉工業大学学長で米マサチューセッツ工科大学メディアラボ元所長の伊藤穣一氏だという。また、マネックスグループの松本大会長は、過去にエプスタイン氏に面会したことがあると公式サイトで明らかにした。
(シニアエディター 関口一喜)