高市首相は自民党議員に配った3万円のカタログギフトを、選挙戦への労いの気持ちも込めて、政治活動に役立つものをと思って寄付したと説明するのだが、カタログにはペア宿泊券、牛ヒレの味噌漬け、とらふぐ料理セット、生うになどが並んでいて、これらが政治活動にどう役立つのか、多くの有権者が不思議に思っているのはこの点だ。「法律的に正しいということと、政治的に正しいということは違う」読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」は2026年2月26日放送で詳しく解説し、コメンテーターの橋本五郎さん(読売新聞特別編集委員)は「なんていうバカなことをしたんだ。その一言」と吐き捨てた。「法律的に違反していない、法律的に正しいということと、政治的に正しいということは違います。前に、石破内閣で(当選祝い配布は)問題になっているわけでしょ。それをなんで、こんなことするんだってことですよ」とあきれている。司会の宮根誠司アナも「周りで、『総理、ちょっとやめときましょうよ』という人はいなかったんだろうか」と首をかしげる。高市首相は「止めても聞かなかったのだろう」橋本さんは「いたかもしれないけども、この人はご自分の判断でやる人だから」と、止めても聞かなかっただろうとみる。そして、「もらった方だって迷惑なんですよ。3万円ぐらいって言っちゃ悪いけど、政治家にとって、それ(くらい)であれこれ言われるのはねえ、という気持ちはあると思う」と推測した。カタログギフトの購入代金は3万円×315人で1000万円以上になるが、「ミヤネ屋」によると、高市首相が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部の収入総額は約2億2500万円。1000万円くらいはすぐ出せるのだろう。(シニアエディター 関口一喜)
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