東大・鈴木一人教授「トランプ大統領は戦争を長引かせたくない」
ホルムズ海峡周辺の中東地域の安全保障も流動的になってきた。日本に入ってくる原油の9割がこのホルムズ海峡を経由するだけに日本に大きな影を投げかける。鈴木さんは「アメリカが戦争をどこでやめるのか今のところはっきりしていない。トランプ大統領もこの戦争を長引かせることはよしとしない可能性が高い。おそらくハメネイ師が死亡したと確認された時点で攻撃を中止する。そうなるとホルムズ海峡の封鎖のリスクもさがってくるのではないか」と話す。
イランの体制については「憲法に基づいたかなり強固なもので、最高指導者は専門家会議という86人の宗教指導者で成り立つ組織から選ばれることになっている。ハメネイ師が死亡したことが確認されれば数日の間に専門家会議が開かれてここから誰が選出されるか議論されることになる」と話した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)