ANA次期社長は「乗り鉄」 旧国鉄「完乗」経験生かして地域創生に意欲

ロンドン出張では「ヒースロー・エクスプレス」

   どのジャンルの鉄道ファンかを問われると。「非常に...乗り鉄と言えば乗り鉄だと思う」。ANA入社前には、当時の国鉄を「完乗」したことも明かした。

「高校大学ぐらいの時には旧国鉄の路線を全路線乗るというようなことをした。一般の方よりは鉄道にも詳しいのではないかと思う」

   2週間ほど前にロンドンに出張した際も、空港から市街地への移動は車ではなく、あえて鉄道の「ヒースロー・エクスプレス」と地下鉄を選んだという。

   分厚い時刻表も愛読し、その中の航空路線の時刻表も読んで

「飛行機の機種や路線に、会社に入る前から興味を持っていたのは事実」

とも明かした。

   今後の取り組みについては、

「鉄道だけではなく、他の交通機関と我々航空会社は連携しなければいけない。そしてお客様のご移動が円滑に進むように、いろいろな形を作っていくということが我々の使命だと思う」

としている。

   現在の井上慎一社長は4月1日付でANAHDの特別顧問に就任する。井上氏は、コロナ禍が厳しい状況だった22年に社長に就任。当時は「まさに絶体絶命の淵に立たされていた」が、4年を経て「おかげ様でANAは再び戻ってまいりました」とあいさつし、

「ANA社員はコロナ禍の修羅場で鍛えられ、チーム力をこれまで以上に力強く進化させ、世界へ向けて飛躍する準備を整えることができた」
「一層そのポテンシャルに磨きがかかり、チームANAの鍛えた翼は、より強くなった」

などと話した。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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