韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年3月7日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日韓戦の特集記事を組み、試合後に日本メディアが韓国代表のリュ・ジヒョン監督(54)に「無礼」な質問をしたと憤慨した。
大リーグ組の1発攻勢で逆転
WBC1次ラウンドが7日、東京ドームで行われ、大会2連覇を狙う日本代表が、韓国代表を8-6で下した。
試合は初回、韓国代表が日本代表の先発・菊池雄星投手(エンゼルス、34)を攻め立て、3点を先制した。
日本代表はその裏、先頭の大谷翔平選手(ドジャース、31)が四球で歩き、1死後、3番・鈴木誠也外野手(カブス、31)がライトスタンドに2ランを放った。
1点ビハインドの3回には、大谷、鈴木、吉田正尚外野手(レッドソックス、32)がソロ本塁打。大リーグ組による1発攻勢で逆転に成功した。
2点を追う韓国は4回1死1塁の場面で、キム・ヘソン内野手(ドジャース、27)が、伊藤大海投手(日本ハム、28)からライトスタンドに2ランを放ち同点とした。
5回、6回と両チーム無得点で迎えた7回。吉田のタイムリーなどで3点を追加し、再び逆転した。8回に1点を失うも、9回は大勢投手(巨人、26)が3人で抑え、日本代表が接戦をものにした。
日本代表に惜敗した韓国代表。スポーツ紙によると、韓国代表は引き分けを挟んで日韓戦11連敗だという。
韓国では日韓戦が大きな注目を集め、複数のメディアが結果を速報した。
その中で、「スポーツ朝鮮」は、試合後の会見に注目。「『日韓レベル差?』日本記者の無礼な質問にリュ・ジヒョン監督『今日の試合だけ話す』」とのタイトルで記事化した。
3年前は日本代表に4-13で大敗、「東京での大惨事」
記事によると、試合後の記者会見で、ある日本人記者が「3年前と比べて韓国と日本のレベル差はどう変わったと思うか?」と質問し、これに対してリュ監督は「今日の試合についてだけ話す」と答えたという。
日本人記者の口から出た「3年前」とは、WBC23年大会を指しているとみられる。韓国代表は、同大会1次ラウンドで日本代表に4-13の大敗を喫し、1次ラウンドで敗退した。当時、韓国メディアは、韓国代表の惨状を「東京での大惨事」などと報じた。
WBC3大会連続で1次ラウンド敗退の韓国代表は、今大会、1次ラウンド突破に向け、現役大リーガーを招集した。
韓国出身のキム・ヘソン内野手(ドジャース)、イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ)に加え、韓国系米国人のシェイ・ウィットコム内野手(アストロズ)、ジャマイ・ジョーンズ外野手(タイガース)らが代表入り。25年までブレーブスでプレーしたデーン・ダニング投手(マリナーズ傘下)も代表入りした。
韓国代表は、これで1次ラウンド1勝1敗となった。残す試合は、台湾戦(8日)とオーストラリア戦(9日)の2試合。